

ガソリンスタンドでは、ディーゼル、ガソリン、エタノールなどの燃料が売られているほか、オイルの交換、洗車などのサービスがあります。給油している間に窓ガラスを洗ってくれたり、タイヤのチェックもしてくれます。
ガソリンスタンドに止まると、その横には必ずサービスエリアがあり、一息ついた時にコーヒーを一杯飲む習慣を持っているブラジル人にとっては無視できない場所です。一般のサービスエリアでは、飲み物、サンドイッチなどの軽食、おやつ類、雑誌などの販売でしすが、高速にあるサービスエリアでは規模が大きく、子供から大人までゆっくりできる場を設けてます。

子供たちにはアイスクリーム、スナック菓子の他に、遊具が設置してあります。車の中で長時間座ったままでいた子供たちにとってはありがたい場です。大人の目が行き届くところに設置してあるので、コーヒーを飲みながらでも子供たちが遊んでいる様子を見られるのがメリットです。
食事は軽食だけではなく、レストランが入っているところも少なくありません。ブラジル独特のシュラスコ(肉料理)もあったりして、ドライブだけではなく、ゆっくり昼食を楽しむこともできます。


サービスエリアが大きなところでは、ペットショップ、薬局、花屋、本屋、家のデコレーショングッズやキッチングッズ店なども入っていて、とても便利です。また、その地域のお土産物も買えるようになってます。

私がよく利用するサンパウロ市から70kmくらい離れたサービスエリアは大きく、色んなお店の他に小さな動物園があり、珍しい色鮮やかな鳥を近くで見ることができます。歩くところが多い動物園と違って、規模が小さいので、お孫さんたちを連れて歩いているご夫婦もよく見かけます。近場でドライブをしながらゆっくりしたい日曜日には、リクエストの場所です。




しかし、このように利用者のことを考えて色んな設備を設けているサービスエリアはサンパウロ州だけと言ってもよいでしょう。「全国内で」とは言えないのが残念です。きっと、サンパウロ市は産業都市であり、高速が発展しているからでしょう。